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「群竹庵雑記帳」で書きためてきた「極私的映画鑑賞」が100タイトルになったんで独立させました。屁のような感想なんですが……(汗) それぞれにコメントが書けるようになってますので、よろしければどうぞ。
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■ダークシティ SF・近未来もの
制作:1998 アメリカ アレックス・プロヤス
出演:ルーファス・シーウェル ウィリアム・ハート キーファー・サザーランド
★けっこう面白いですね。わたしは好きだなぁ。全体的な感じとしては、どことなく、マトリックスを思わせる、無気味な強大な力と個人との戦いなのですが、もう少しわかりやすいです。また、猟奇殺人を追う刑事も登場し、前半はミステリを見るような感じもあって楽しめます。あ、ミステリだと思って見たら、そりゃだめですよ。これは近未来SFですから。CGやSFXについては、やはり、コンピュータの進歩に従って飛躍的に進んできているので、すぐに比べてどうともいえませんが、けっこういいんじゃないでしょうか。
■ザ・クラウン アクション・ヒーローもの
制作:1998 ドイツ ヘルマン・ジョッハ
出演:スーベン・マルティネク ダイアナ・フランク フォルカー・クライネル
★ロシア人マフィアに相棒のレオを殺された刑事マックスが、怒りから刑事としての立場でなく、ピエロの仮面をかぶった「クラウン」と呼ばれるヒーローとして、マフィア全滅に力を注ぐというようなストーリーですね。アクション・ヒーローものです。アクションにがんばっている沢口靖子によく似たヒロイン(ダイアナ・フランク)もかわいいです。続編ができそうな終わり方だなぁとおもったら、'98年に「2」が'99年に「3」ができています。同じキャスティングです。
■ダイヤルM ミステリー・サスペンス
制作:1998 アメリカ アンドリュー・デイヴィス
出演:マイケル・ダグラス グウィネス・パルトロウ ヴィゴ・モーテンセン
★'98年のアメリカ映画。A・ヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ!」のリメイクです。まだ、ヒッチコックの方は見てないで比較はできませんが、サスペンス映画としてよくできていると思います。ミステリ好きとしては、NHKのテレビシリーズでボワロ役をやってた刑事(デヴィッド・スーシェ)にもう少し活躍してもらえるとよかったかな(笑)と、余分なことを思いました。
■アサシン 暗・殺・者 アクション・スナイパーもの
制作:1993 アメリカ ジョン・バダム
出演:ブリジット・フォンダ ガブリエル・バーン ダーモット・マロニー
★「ニキータ」のリメイクで、'93年アメリカ映画です。ストーリーは最後の展開以外はほとんどそのままです。「ニキータ」とどちらがいいかというと、もちろんに人によるのでしょうが、フランス映画とアメリカ映画というのはこういう具合に違うのかもしれませんね。わたしはこちらの方がいいですね。テンポも、アクションも、華やかさもいい。主演の女優も。すべてこっちの方がいい。
■ラストサマー2 ミステリー・ホラー
制作:1998 アメリカ ダニー・キャノン
出演:ジェニファー・ラヴ・ヒューイット ブランディー フレディ・プリンゼJr.
★言わずと知れた「ラストサマー」の続編です。どうなんでしょう。意外性というほどのものもなく、ま、次々と人が殺されて怖いという、ま、ほとんどそれだけの作品ですね。「1」から引き続き出てくるジェニファーがかわいいですね。「アイドル映画」という見方もあるのですが、とにかく、キュートでいいんです。それだけではないけど、それだけなのかも……。
■ラストサマー ミステリー・ホラー
制作:1997 アメリカ ジム・キルスピー
出演:ジェニファー・ラヴ・ヒューイット サラ・ミシェル・ゲラー ライアン・フィリップ
★ミステリー仕立てではあるけれど、ホラー映画でしょう。怖いシーンいくつもあるという点で、狙いはホラーですし、どうしてトランクの中のカニが跡形もなく忽然と消えてしまうのか(笑)……そういう謎をそのままにしてミステリーとは言えない。「2」もあります。「3」もあるらしいけど……。
■ニキータ スナイパーもの
制作:1990 フランス リュック・ベッソン
出演:アンヌ・パリロー ジャン・ユーグ・アングラード ジャンヌ・モロー
★女スナイパーものです。警官を殺して無期懲役になったニキータは、3年の厳しい訓練を受け秘密工作員としての生活をスタートする。正体を隠し、船の設計を夢見る青年と同棲、婚約します。最初はホテルのメイドに扮してルームサービスを届けるだけの簡単なものが、次第に暗殺に手を染めていくことになる仕事……。一方で青年との愛はどんどん真剣なものになっていくのですね。'90年のフランス映画ですが、うーむ、設定などは「BLACK CAT 黒い女豹」('91年香港)にそっくりです。いや、展開も……。工作員へのなり方、厳しい訓練や最後のテストとか、電話の使い方などもそのまんま同じだし、愛と殺しに悩むというテーマなど、似ている点をあげたらきりがありませんね。パクリという言葉を安易につかいたくないのですが、そう言う見方もできてしまいますね。もちろん、こちらの方が先ですから、あちらが……なんですけど。「アサシン 暗 殺 者」('93年アメリカ)としてリメイクされ、それはさらに人気が出てテレビシリーズ化されたようです。
■BLACK CAT 黒い女豹 スナイパーもの
制作:1991 香港 スティーブン・シン
出演:ジェイド・レオン サイモン・ヤム トーマス・ラム
★女性スナイパーものです。一度死にかけて、脳に特殊なチップを埋め込まれたキャサリンは、暗殺を専門にするCIAのエージェントになります。コードネームは「ブラックキャット」。「女豹」じゃなくて「猫」ですね、どーでもいいですが(笑)。苛酷な訓練のシーン、クレーンからワイヤーを落としてクルマをつぶすシーン、ガンアクションなど見所があります。爆発シーンもあり大がかりなところもあります。ただ、どうも今一つ迫力を感じないのは古いからでしょうか。後半は日本でのロケで、祭とか、日本の警察による検問のシーン、露天風呂での暗殺シーンとかあったりします。香港映画ですから日本らしいところを描くとするとこういうところになるのでしょうが、いくらなんでも、タクシーを外国人女性が運転しているのに、検問の警察官が通すはずはないと思いますね……。最近ならとも書く10年前では。大ヒットして2作めが作られたようですが、どうだったんでしょう。作品的にどうというよりも、その後どうなったか……という意味では見たいところですが。
■コレクター ミステリー・サイコ
制作:1997 アメリカ ゲイリー・フレダー
出演:モーガン・フリーマン アシュレイ・ジャド ケリー エルウェス
★ミステリーで猟奇殺人もの。「羊たちの沈黙」のように、挑戦的な猟奇殺人者を追うという設定ですが、主人公は女性捜査官ではなくて、ハードボイルドな犯罪心理捜査官です。途中から、美女も捜査に協力して、「羊たちの沈黙」にさらに近くなります。ただ、猟奇殺人であったり。切り取られた女の足がコレクションされていたりするのですが、死体やその一部を直接映し出すことは極めて少なく、スプラッタじたてにはなっていません。捜査の過程も緊迫して描かれるし、犯人の異常ぶりもスプラッタなしでよく伝わってきますが、ま、その点をものたりなく感じる方もいるかもしれませんね。そうはいっても、クライマックスは、ま、ありがちといえばありがちなのですが、緊迫したシーンが続き全体をうまく引き締めています。それなりにおもしろい作品です。
■レオン スナイパーもの
制作:1994 アメリカ リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ダニー・アイエロ
★スナイパーもの。家族を麻薬組織に殺された少女マチルダ(ナタリー)が、助けを求めて逃げ込んだ隣の部屋は殺し屋レオン(ジャン・レノ)のところだった。レオンは腕のいい殺し屋だが、観葉植物を愛し、ミルクを好む、女と子どもは殺さないをポリシーとする優しい男。そんな孤独な殺し屋に孤独な少女は家族の復讐を頼むが、優しいゆえに断わられ、では教えてくれと弟子入りを志願……という、日本の映画だったら現実離れしていて白けるところだが、それが銃社会のアメリカの話だからだろうか、おかしいと思わず見ていくから不思議。殺し屋レオンの希望の光となったマチルダと、マチルダの父親というよりも恋人に近い存在になっていくレオン。しだいに二人は互いになくてはならない存在になり、レオンは内心二人の安定した生活を望むようにさえなる。そんな中で、マチルダは、家族の敵である麻薬組織の一人と遭遇する……。ま、そういう話なのですが、いい作品だと思います。少し古い作品のようですが、いいです。

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